マンハッタンの車・交通事情
アメリカは車社会、車=足というのは皆さんのよくご存知の通りです。 ちょっと水を買いに行にも車がないと歩いて15分は掛かる・・・
これが一般的です。 ところが、マンハッタンでは状況が少し違います。
マンハッタンで車を持つことは、高い維持費がかかります。 まず月極めの駐車場代は300ドルは当たり前で、アパートに付いている
駐車場を確保するとなるとそれ以上になるでしょう。 保険に入るにしても、マンハッタンでは保険料が高額です。
そして極めつけは、劣悪な運転マナーです。 マンハッタンで前に行くには兎に角、頭から突っ込まない
と信号を渡ることは出来ないし、「縦横無尽」に走るタクシーと競らないと
怒られてしまうのです。 自家用車を持っている住人は少ないのです。 マンハッタンでは車が必要な時はレンタルする人も多いです。
維持するよりも安上がりなのです。
アメリカ人の典型的な「足」がないマンハッタンでは、例外的に「公共 交通
手段」が妙に発達しています。
交通手段は、「足」「タクシー」「地下鉄」「バス」と4種類があります。
「足」・・ニューヨーカーはよく歩きます。以前の映画「ワーキングガール」
の主人公がスニカーを履いてスタテン島から出勤し、オフィスでパンパス
に履き替えるシーンを思い出してください。
「タクシー」・・あの黄色い車です。初乗り料金は2ドルでマンハッタン内
だけだと20ドルも払うとマンハッタン島を縦断できるような気がします。
深夜料金は、これに50セントが加わります。後は、10〜15%のチップを
加える必要があります。 タクシーは安くてかなりの台数がある身近な交通
手段ですが、時間帯や天気に よっては全く捕まらないことがあります。
今度は「プリティーウーマン」の中で出てくるリムジンです。 こちらではリモと呼んでます。あの映画に出てきた超ロングリムジンや、セダンの
リモも大変よく見かけます。ウォール街の午後11時頃になると、お客さん
を待っているリモで渋滞が起きます。 マンハッタンには、日系リムジン会社もありますし、日本人ドライバーも比較的
います。料金は意外とお手ごろで、出迎え付で日本のタクシー料金よりも少し
高いくらいです。
「地下鉄」と「バス」 ニューヨーク市内の5つの地区へ$1.50でアクセスできます。お勧めはメトロカード
(MetroCard)。1日・1週間・1ヶ月の定期券を選んで購入でき、カードの有効期
間中は地下鉄・バスともに乗り放題です。 地下鉄・バスを利用するニューヨーカーのほとんどは、メトロカードを使用していま
す。